LIFE STYLE CLUB

札幌市民には穴場!? サッポロビール博物館でビールと開拓の歴史を楽しむ

読みもの

あそぶ

更新日:2018.02.26

01

 

魅力あふれるスポットなのに、
地元に住んでいると意外と訪れない穴場名所も多いですよね。
アリオ札幌やファイターズ練習場に隣接する
サッポロビール博物館もその一つでは。
貴重な実物や模型、写真など楽しさいっぱいの展示で
北海道開拓とともに歩んだ国産ビール作りの歴史を学べ
工場直送ビールの試飲、飲み比べもできるんですよ!

 

■開拓の歴史とともに歩んだ「北海道」発のビール造り

 

アリオ札幌のお隣、サッポロビール園と同じ敷地内にあるレンガ造りの趣きある建物がサッポロビール博物館。明治23(1890)年に建設された建物で精糖工場、製麦工場としても活躍していました。現在は「札幌苗穂地区の工場・記念館群」の一施設として北海道遺産にも認定されています。博物館というと一見固そうなイメージもありますが、なぜ札幌にビール産業が始まり発展したか、北海道開拓の歴史とどう関係があるのかをワクワクしながら学べる展示がいっぱい。想像をはるかに超える楽しい時間を過ごせます。

 

今回、取材のために特別に案内してくれたのは館長の井上求さん(写真右)。見学には予約不要・無料の「自由見学」と、要予約・有料(大人500円・試飲付き)の「プレミアムツアー」があり「自由見学」のコースを紹介していただきました。

 

02

 

エレベーターで3階に上がり、見学はまず巨大なビール煮沸釜から。これは平成15年まで実際に使用されていたもので、ここでは一度に85キロリットルのビールを製造できるそう。85キロリットルってどれくらいか見当もつきませんが…。「350ml缶を1日1本飲んでいったら600年かかる量ですよ」と井上さんが教えてくれました。

 

03

 

04

 

昔の道具類の展示も。この酵母培養装置は「これがあったからこそビールの大量生産が可能になった」という、とても貴重なものなんだそうです。

 

05

 

展示ブースは12のコーナーに分かれています。明治維新で北海道が「日本の殖産興業の実験場」と位置づけられ、缶詰や製糖、製鉄などさまざまな産業の官営工場が作られたこと、その中の一つが国産ビール作りを目指して明治9年に作られた開拓使麦酒醸造所(現在のサッポロファクトリーの場所)であること、など、興味深い内容がいっぱい。

 

06

 

その開拓使麦酒醸造所が民間に払い下げられ、現在のサッポロビールとなるまでの歴史もとても面白い! そこに関わった人々の人生、ビールと庶民との関わり、醸造技術の変遷、ポスターやラベルの移り変わりなど、時間を忘れて見入ってしまうものばかり。

 

07

 

08

 

09

 

10

 

サッポロビールのビール作りには、開拓当時からの志がしっかり生きていることにも感動します。知ってから飲んだらビールがよりおいしく楽しめそう!

 

11

 

■見学の後は試飲も!工場直送ビールがお手頃価格で楽しめる

 

見学終了後は1階のスターホールへ。ここでは、工場直送のサッポロ生ビール黒ラベルやサッポロクラシックがグラス200円と、うれしくなっちゃうお値段で楽しめます。札幌開拓使麦酒ピルスナー(300円)を含む3種飲み比べセットは600円とさらにお得。プレミアムツアーに参加すると、世界中ここでしか飲めない「復刻札幌製麦酒」の試飲までできちゃいます。ノンアルコールビールやリボンナポリンなどのソフトドリンクもあるので、車の方やお子さんも大丈夫。

 

12

 

ミュージアムショップもあって、開拓使麦酒やサッポロビールにちなんだオリジナル商品なども手に入れられます。ビールを飲む人・飲まない人、子どもにも楽しさいっぱいのサッポロビール博物館。ビールの歴史を通じて北海道の開拓の歴史を楽しく学んでみてはいかがでしょう!

 

13

 

14

 


■サッポロビール博物館

札幌市東区北7条東9丁目
TEL.011-748-1876
開館時間:11:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日:12月31日 ※毎週月曜日と年末年始は自由見学のみ可能
http://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum

 

※プレミアムツアーは11:30から30分ごとにスタート(最終スタート17:30)。所要約50分。要予約。大人500円、19歳以下300円、小学生以下無料。プレミアムシアター鑑賞とガイドさんによる解説、さらに大人はツアー限定の「復刻札幌製麦酒」とサッポロ生ビール黒ラベルの飲み比べ付き。19歳以下にはソフトドリンクが付きます。