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歴史の足音を感じる福山醸造で、工場見学と限定醤油・味噌の量り売り

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たべる

更新日:2017.06.12

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鉄道や酪農などに関連する
歴史ある建物がいくつも残り、
北海道遺産や近代化産業遺産にも
認定されている苗穂地区。その中の一つ
「トモエ」醤油、味噌としてお馴染みの
福山醸造を訪ねました。

 

■100年以上にわたり、北海道の食卓を支える老舗企業

 

スーパーでもよく見かける「トモエ」ブランドのお醤油やお味噌。つくっているのは、明治24(1891)年創業の福山醸造です。100年以上にわたって、私たちの食卓にとってなくてはならない商品を届けてくれています。

 

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福山醸造の苗穂工場がある創成川東のエリアは、豊平川の伏流水や貨物輸送の利便性などによって、明治時代から「産業のまち」として栄えてきたんですって。
福山醸造でも、この良質な水を生かし、北海道産の素材を使った製品づくりを行っているそう。

 

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苗穂工場で行うのは醤油づくり。ちなみに味噌は旭川の工場でつくっています。趣あるレンガの苗穂工場が建てられたのは大正7(1918)年。つまり来年100周年を迎えるわけですね。工場内へ入るとふわーっと漂う醤油のいい香り! 蔵見学担当の斎藤勝章さんが、ガラス越しで行われている工程について分かりやすく説明してくれます。

 

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非常にざっくり言うと、醤油って、大豆と小麦から麹を作り、塩水を混ぜ合わせて、発酵させたもの。それぞれのエリアで行われている工程によって、おせんべいのように香ばしかったり、ブドウのようにフルーティーだったり、漂っている香りも微妙に違うのがとても印象的です。

 

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工場見学では、単純な流れ作業ではなく、色や香り、泡の具合などを確かめながら職人の技を大切にした製品づくりを行っていることがよく分かります。熟練した技術に加えて、約100年にわたってここに住んでいる微生物たちが発酵を助けるため、ここでしかできない、味わい深い醤油ができるんですって。

 

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レンガ造りの建物や、柔らかくうねったガラスにも歴史を感じますね。天上では合掌造りのどっしりした梁が見守ってくれていました。

 

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■味噌、醤油の量り売りもある直売所。料理がもっと楽しみに!

 

工場見学では、会社の歴史を伝える史料室の見学もできるんですよ。福山醸造の前身は福井県の回船問屋。日本全国を巡って各地の産物を商ううちに、北海道の豊かな食材に出会って、ここで醤油製造業を始めることを決めたそうです。

 

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直売所にも行ってみましょう。道民の醤油、日高昆布しょうゆといったおなじみの商品のほかに、直売所限定の味噌と醤油の量り売りもあるんですよ!

 

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味噌は、北海道の人の好みに合わせたコクとしっかりした甘みがある「北海道の恵み 蔵だし生」、コクと旨みが濃厚な「天然醸造味噌  三年仕込」など全5種(100g170円)。試食もでき、使い方の相談にも乗ってもらえるので安心です。大豆、麹の割合や熟成期間によってこんなにも味わいが違うんだとビックリ。

 

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醤油は、じっくり寝かせて旨みの強い「北海道丸大豆二段仕込醤油」と、その日出来立ての「本日の醤油」の2種類(100g140~170円)。再利用も可能な専用容器での販売です。この醤油を使えば、お料理がいっそうおいしくなりそう。

 

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長い歴史を通じて伝統の製法を大切に守ってきた福山醸造。工場や直売所に出かければ、毎日のお料理がもっと楽しくなること請け合いですよ!

 

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■福山醸造

札幌市東区苗穂町2丁目4-1
0120-120-280
http://www.tomoechan.jp

※直売所営業時間:10:00~16:00、土・日・祝日は定休日

※工場見学は5人以上・1週間前までに要予約(無料。所要約1時間)。見学受付は平日9:00~16:00にお電話を