楽しさ2倍! 円山動物園のなかの子育てサロン「あおぞら in ZOO」
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あそぶ
更新日:2017.08.20

小さな子どもと保護者が自由に集い
気軽な交流が楽しめる「子育てサロン」。
札幌市では行政が運営するもののほか、
地域の方々や児童会館が主催するものなど多彩で
市内約300カ所の会場のひとつに、
円山動物園もあるんです!
元気いっぱいの動物たちにも出会える
円山動物園での子育てサロンを訪ねてみました。
■動物園の中に子育てサロン!? 事前申込み不要、誰でも気軽に参加OK
小さな子どもと一緒の毎日は幸せもいっぱいだけれど、時には孤独を感じたり「煮詰まる」ような気持ちになってしまうこともありますよね。そんな時にオススメなのが札幌市が推進し、市内各区で開催されている「子育てサロン」。
0歳から小学校就学前までの子どもとその保護者が自由に集い、気軽な交流が楽しめる場なんです。市内約300カ所の会場で開催されますが、毎月1回、第3水曜日の午前中、円山動物園内でも開催されると聞いて、早速見学に出かけてきました!
会場となるのは「エゾシカ・オオカミ舎」の2階。事前申し込みなどは一切必要なく、また札幌市以外に住んでいる人も自由に参加ができます。
開催日当日に直接会場に行くと、出迎えてくれたのは子育ての先輩でもある子育て支援ボランティア「あおぞら」のスタッフさんたち。動物園に来てたまたま看板を見つけて参加する人もいれば、毎回楽しみに通う常連さんもいて、毎回約50組の親子が参加しているそう。
開催時間は10:00~12:00ですが、何時に行ってもOK。毎回メイン遊びの内容が決まっていて、取材に訪れたこの日は「お絵かきごっこ」。
スタッフの皆さんが用意してくれた風船に自由に絵を描いていきます。最後は壁にはってプチ展覧会!
■子どものペースに合わせて自由に楽しめるのも魅力です!
もちろん、お絵かきに参加せず、自由にオモチャや絵本で遊んでもOK。子どもたちが走り回って遊べるスペースとは別に、赤ちゃん用スペースもあるので、まだ歩けない小さな子も安心して楽しめます。
子どもが遊んでいる間、ボランティアの皆さんに子育て相談をすることもできます。途中で退場して園内を散歩し、そのまま帰っても、またサロンに戻って来てもいいんです。
お片付けの後、11:30ごろからは「お楽しみ」として、ボランティアスタッフによる催しが行われます。この日は本格的なペープサート。楽しい歌にのせて動く人形たちに、子どももママも大喜び。最後にみんなで体操をして終了です。
終了後は、そのまま帰る人、ホールでお弁当を食べながらほかの参加者と交流する人、園内の遊具で遊ぶ人、動物を見学する人など、さまざまな様子でした。
なお、会場入口まではスロープを使ってベビーカーのまま行けますし、会場内には授乳室やおむつ替えシートも完備。窓の外には緑の景色が広がり、エゾシカやオオカミが見下ろせるのも、動物園ならではの楽しさですね。
気軽に遊びに行けて、楽しく自由に親子で楽しめる子育てサロン。ご近所にもきっと会場があるはずなのでそちらに参加するのもオススメですし、動物園内のこちらのサロンにもご近所サロンとはまた違った新鮮な魅力があります。サロン参加費は無料ですが、大人の入園料が必要なので、年間パスポートを利用するとお得です。ぜひ活用して、子育て中のひと時をいっそう楽しく過ごしてくださいね!
◆子育てサロン「あおぞら in ZOO」
場所:円山動物園 エゾシカ・オオカミ舎(札幌市中央区宮ケ丘3-1) ※12~3月は動物園センター情報ホール
日時:毎月第3水曜日 10:00~12:00 ※2018年3月のみ第1水曜日
主催:子育て支援ボランティア「あおぞら」
問い合わせ:札幌市中央区子育て支援係 011-511-6399、円山動物園 011-621-1426
参加費用:無料。動物園入園料として高校生以上600円(初回入園時から1年間有効な年間パスポートは1000円)