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もうすぐクリスマス。ドイツではどう過ごす?

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更新日:2016.12.02

Dresdner Stollen is a Traditional German Cake with raisins.Gift for Christmas.Vintage style.Drawn Snowfall.selective focus

 

 

札幌の街にもイルミネーションが輝き、

クリスマスの足音が聞こえてくる時期になりました。

お届けするのはドイツのクリスマスのおはなし。

過ごし方&楽しみ方の参考に♪

 

 

■クリスマスを待ち望む「アドヴェント」

 

クリスマスが近づくと、子供だけではなく大人もわくわくそわそわ。イベントとして、私たちの生活のなかにすっかり定着していますね。海外では、どんなふうに過ごしたり楽しんだりしているのでしょうか。今回は、現在札幌にお住まいのドイツ人の方(バイエルン州出身)にお話を聞いてみました。

 

たとえば日本のお正月が各地域・家庭によってしきたりなどに違いがあるように、ドイツのクリスマスも地域や家庭によってそれぞれ。ですが、キリストの生誕を祝うクリスマスが、ドイツの人たちにとって1年の中でもとても大切な期間であることに変わりありません。

 

ドイツでは12月24日を迎える4週間前の日曜日から、アドヴェントというクリスマスに向けた準備期間に入ります。家庭でまず用意されるのが、木の枝で作られたリースに4本のろうそくを立てたアドヴェンツ・クランツ。日曜日ごとに1本ずつ点火し、ろうそくを灯して、家族でお茶を飲みながらクリスマスの雰囲気を楽しむそう。4本目に火が灯ると、クリスマスはもう目の前です。

 

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■子供たちは特別なカレンダーでカウントダウン

 

ドイツのクリスマスといって耳にするものに、シュトレンがあります。これは、ドライフルーツやナッツを生地に練りこみ、外側に砂糖をまぶした伝統的なパン。日持ちするように作られ、だんだん味が馴染んでおいしくなっていくこのシュトレンを、アドヴェント期間中に少しずつ食べる習慣があるそう。スパイスの効いたレープクーヘンというお菓子も、古くから親しまれているクリスマス菓子のようです。

 

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子供たちが親からもらうのは、アドヴェントのあいだに毎日ひとつずつ小窓を開けていくアドヴェンツ・カレンダー。窓のなかにはチョコレートが。小さなおもちゃが入っているタイプもあるそうです。子供たちは一度に全部の窓を開けてしまいたくなりますが、がまんがまん。1日1日、クリスマスの訪れを楽しみに待つのです。

 

また、ドイツといえばクリスマスマーケットの本場。ホットワインやソーセージ、クリスマスのお菓子、クリスマスグッズなど、様々な屋台が並びます。各地で開かれ、とりわけニュルンベルクやドレスデンのマーケットが有名とか。ちなみにドイツのイルミネーションは華美な装飾ではなく、穏やかであたたかな光がまちを照らすそうです。

 

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■クリスマスツリーは本物の木に飾りつけ。家族が集まってお祝い

 

ドイツでは12月24日のイヴにはじまり、25・26日がクリスマス。ツリーには本物の木が使われることも多く、この生木は毎年新しいものを購入するそう。

 

話を聞かせてくれた方のおうちでは、オーナメントはもちろん、本物のろうそくをたくさん飾って灯すのだとか。本物の木に本物のろうそくのあかりのクリスマスツリー…きれいでしょうね。万が一に備えて、ツリーのそばには消火器やバケツの水を置いておくそうですよ。飾りつけはお父さんが担当し、子供は24日までツリーの置かれた部屋を開けてはいけなかったそうです。

アドヴェントと同じくクリスマスツリーもドイツ人にとって不可欠もの、そして神聖なものと教えてくれました。

 

日本では恋人と過ごしたり、友達同士でパーティーをしたり…という感じですが、ドイツではクリスマスを家族でゆっくりと過ごすのが伝統。24日は教会を訪れたり、食事やプレゼント交換を楽しんだり。クリスマス期間には、アヒルやカモのお肉など、普段よりもご馳走感のある料理でお祝いする家庭もあるそうです。

 

ドイツのアドヴェントのように少しずつ準備を進めていくと、クリスマスを迎えるまでも素敵な時間を過ごせそうですね。みなさん、楽しいクリスマスを!

 

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